私の英語学習歴～中学時代～

アメリカの大学を出たというと

小さいころから英語を勉強していた

と思われることもありますが、私が

英語を勉強し始めたのは中学校に

入ってから。今の小学校みたいに

英語の授業はなかったので、中学校

の授業で初めて英語に触れました。

中学に入る前に知ってた英語って

言ったらGood morningと多分

one, two, threeの番号くらいかな。

そこははっきり覚えてないけど。

英語は好きやったけど、学校の授業

以外でももっと勉強したい！とか

ネイティブの先生から英会話を学び

たい！とかはなかった。個別学習塾で

教科の一つとしてやっていたくらい。

教科書の各レッスンのストーリーが

結構好きでニューヨークに住む

イタリア系アメリカ人の男の子が

同級生からイタ公と呼ばれて差別を

受ける話では一緒に悲しんだり

マーティン・ルーサー・キングJrの

話では当時の肉声の演説を聞かせて

もらって鳥肌立てたり。

(⇒全部中3のときの教科書)

当時の先生が教科書で紹介されてる

洋楽を実際に聞かせてくれたり、

訳詞も教えてくれたからそれにも

興味が湧いたり。

サイモンとガーファンクルの

「明日に架ける橋」とか

カーペンターズの「Top of the 

World」とか。個人的に「Top of the...」

の詩がすごく好きで、教えてもらって

以来カラオケ(と言いつつ最近は全然

行かないけど)で必ず歌う曲の

一つに。

私は小さいときから人の何倍も緊張

して自分の言いたいことがうまく伝え

られなかったタイプ。その代わり

というのか書くことは好きだったので、

ALTの先生に手紙を書く宿題では

先生に聞きたいことや伝えたいことを

A4の用紙1枚にビッシリ書いてた。

聞きたい、聞いて欲しいって思う

気持ちがあるって強い。

(自分の言いたいことがうまく話せやん

わりに、これは言いたい！ってことが

あると挙手して発表するタイプ

でもある。)

中一の頃からMr.Children(中1の冬に

Cross Roadが大ヒット。ミスチルは

そこから段々人気になってった)の

ファンやったから、"I'm interested in 

Mr.Children. I like 'Innocent World.' 

Do you like any Japanese band?" 

みたいなことを書いて返事を心待ちに

してた。ちなみにこの時のALTの先生も

ミスチル好きでたしかCross Roadが

好きって言ってた気がする。それ読んで

自分の中で「オッシャー！」みたいな。

給食時間にその先生とうちの班が一緒に

食べたときにちょっとそのミスチルが

好きな話をしてもらったりもして。

ただ受験英語でやる長文や3年間の

まとめの文法とかは面白くなくて

長文なんて何が出るかわからしー、、、

という意識。とたんに無味乾燥になって

しまうというのか。でも普段の英語の

授業と先生は楽しかったし、すごく好き

でした。

あと中３のときに先生から英検3級を

受けてみやんかって誘われたこともあった。

声をかけてもらって嬉しかったものの、

やってみるか！という挑戦心よりも、

人からどう見られるかをすごい気に

してたなぁ。そんなこと全く気にする

必要なかったのになぁ。

ということでまとめると、中学校の時は

英語は先生も授業も好きで、

でもガツガツ一生懸命くらいついていくぞ

みたいな勉強をしていたわけではなかった

というところに落ち着くでしょうか。

感受性がより強いこれくらいの時って

教科書だけじゃなくて音楽聴かせて

もらったり、映画見せてもらったり、

肉声聞かせてもらうことで受ける影響って

めちゃくちゃ大きいし、その時の

感動とか衝撃って今もはっきり

残ってます。そういう風にして英語の

授業を工夫して展開してくれた先生に

感謝。英語の先生は中学校の中で一番

好きな先生やったから、このブログを

書くために色々思い出してたら頭の中が

中学時代に一瞬ブワーっと戻って

泣けてきてしまいました。