ゲームとしても英語力の見極めとしてもライティングツールとしても
写真はAGOというカードゲーム。英語の質問と
その答え方が書いてあるQ and Aバージョン
(写真はレベル3が抜けてますが全部で4種類)
と英語の音と単語が学べるフォニックス
バージョン(4種類)、それからハロウィンや
クリスマスなど季節のイベントに特化した
バージョンとあとたしかフランス語版があり
ます。写真のQ and Aバージョンの遊び方は
ウノと同じ。学習範囲に少し変更が出てきて
いますが、レベルとしては基本的に1が中1、
2が中2、3が中3で4はそれ以上といった
ところです。
このカードゲームを通して、会話の練習は
もちろんのこと、生徒さんの大体の英語力
を把握するのに使用したり、ライティング
するときのトピック決めとして使ったり
と活用方法がたくさんあって重宝して
います。
生徒さんの英語力を知りたいときは、
遊んでいる風を装いつつ、今の時点で
どれくらい読めているか、読めていないか、
話せているかどうか、どんな単語を使って
いるかなどなどに注目しています。それに
応じてレッスン内容の方向性を決めたり
組み立てたりすることもあります。ちなみに
単純に生徒さんの全体像を把握したいので、
英語が出来る出来ないとかは全く気に
する必要もないし、関係もないです。
そして、このAGOカードを使って自己紹介を
テーマに話すことや書くことを決める場合は、
カードに書いてあるたくさんの質問の中から
自分が自己紹介に含めたいものを選択して
もらい、話したいまたは書きたい順に並べ
替えてもらったりします。
カードには質問だけではなく、答え方も
書かれているので、それを手がかりに
実際に並べた順番通りに話してみたり、
書いてみたりする練習ができます。
自己紹介で自分の何を紹介したいか、
どこまで紹介したいか、そしてどういう
順番で話す(または書く)と聞き手や読み手が
理解しやすいかなど、プレゼンテーションや
ライティングで大事になる考える一連の
工程をこのカードの使用で体験できる点が
個人的には一番好きです。(自分で一から
トピックと話す・書く内容と順番を考える
のは大変だけど、カードに質問が書いて
あるから、補助になるし、カードだから
並べ替えをして何度でも検証できる)
話したり書いたりするトピック選びにも
活用できて良いです。一つの質問をきっ
かけに色々と話を膨らましていったり
もできます。
ゲームとして遊んでいるときも、カード
の質問から派生してこれはどう?じゃあ
あれは?という感じで色んな質問を
しています。
レッスンを始める前のスモールトークの
トピックとして利用したり。この子は
この質問に何と答えるかなと聞いて
みたい質問を選択したりして。
一番レベルの高いものになると
質問もなかなか深く考えさせられる
ものや面白いものが多いです。
というわけで私のAGO活用法でした。
0コメント