そういえばいつから英語を読めたのか

そういえばシリーズ第二弾。

リーディング編。


読めなかったのがいつかは

はっきり覚えてます。

リーディングの授業で読まなあかん

かった洋書が全く読めやんくて

絶望したから。


2000年3月(か4月)のアメリカは

オレゴン州の語学学校。

私19歳。

⇒まったく読めなかった自分。


ここで言っている「読める」は

試験や英語の教科書に出てくる

長文のことではなくて洋書1冊

とかのことです。


語学学校の授業で課題になってたのは

お城みたいなきれいなカラフルな洋書で

sugarなんちゃらっていうやつ。

全然読めやんくてディスカッションにも

入っていけやんかったからタイトルを

覚えてなければ内容も全く覚えてない。

唯一覚えているのは「マユミは全然話に

入ってこないね」的なことを授業中に

先生から言われて苦笑いでごまかした

こと。3つやったかレベル分けされてた

リーディングクラスの3つ目。

一番上のクラスはたしか「ライ麦畑で

つかまえて」、真ん中のクラスは

「Ordinary People」だったような。他の

クラスのは覚えとるのに肝心の

自分のクラスのは表紙の色が水色

やったこととカラフルでゴージャスな

お城のことしか覚えてない。


予習でとりあえず読もうとはしてみる

ものの意味不明。

単語自体わからんだから、わからん単語

だけでもとりあえず書き出してみたら

こんなん調べてたら夜があけるわって

いうくらいすさまじい数で絶望。

半泣きで予習したけど理解できず。


全く読む力がない事実を突きつけられた

初めての出来事。

リーディングのクラスだけ受けて読める

ようになったんじゃなくて、文法、

ライティング、スピーキングのクラスを

受けて徐々に英語力が底上げされていく

中で段々と少しずつ読めるようになって

いったかんじ。

事実、入学当初の3月は全く読めやん

だけど、5月だったかにクラスが一個

上がったときの課題図書はちゃんと読めてた

(その時読んだのは「Ordinary People」。

結構おすすめ)。


個人差があると思うし多読の練習を普段から

していたりといった努力をしている

人は別と思うけど、日本の高校までの英語の

勉強だけをしてた場合は、これからさらに

長いものを読むための下地が備わった状態には

あると感じる。短距離で速く走れる筋肉は

備わってるけど、長距離を最後まで走りきる

ための筋肉はこれからという感じ。


文法や単語を調べないと訳がわからない

状態から、まだまだそういうわからない

箇所はありつつも段々と情景が浮かんで

くる文章が増えてきて、そこからわから

ない単語や文章の推測ができるように

なってくるのが嬉しかった。


自分が理解できている文章は声に出して

読んでみると一目瞭然。どこでちょっと

間を置くかもわかるようになるし、

変なところで途切れない。

読んだら情景も一緒に浮かんでくる。


そんな感じのことを繰り返し繰り返し

していって自分がどれくらい読めるように

なったかをチェックしてました。


それから教科書のように読まないといけ

ないものを読むことと自分が読んでみたい

ものを読むを交互に続けてると、だんだん

自分が読みたいやつは読まないといけない

やつよりも理解度が上がってくるのがわかる。

教科書だけだと英語力が上がっている感じが

しなかったりもするけど、楽しみで読む方の

本で「おっ、英語力上がってきたね!」と

実感できるのは嬉しかったな。


なんかもっといろいろ思い出してきたけど

またそれは折を見て。大学の授業で

どんなの読んでたかとか振り返るのも

面白そう。よしブログのネタも出て

きたぞ。


というわけで、洋書1冊のような長い

文章を読める筋肉がついてきたのは

2000年5月くらい。


あ~、あの本のタイトル覚えとったら

リベンジできるのに。どんな内容の

本やったか確認できたのに。

たまに思い出しては探してみるものの

全くそれらしきものにはたどり着かず。

うーん悔しい!


ちなみに私が語学学校で読んだ

バージョンの

「Ordinary People」はこちら↓

あと「ライ麦畑でつかまえて」は私は

語学学校在籍中は読まなかったけど、

こっちのバージョンだったような↓

(ちなみに大学院時代に読む機会があって

読んだけど、個人的には良さが全然

わからなかった。この本が好きな

方がいたら、いいところとか好きな

ポイントを解説して欲しい。求む。)


個別徹底学習英語コーチングapple

三重県津市の英語コーチです。英語コーチングを通して、英語力の向上はもちろん、一人ひとりの考える力をじっくりと磨き、自分らしさを発見するお手伝いをします。自分の言葉で自分なりに表現することを重要視し、自分を掘り下げて広げていけるお手伝いができるような授業を心がけています。

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