「モモ」by ミヒャエル・エンデ

読もうと思って購入してから積読歴

はや約10年。ようやく読み終えました。


読み始めるとすぐにモモの世界に

入り込めていけて読んでて

すごく楽しかった一冊でした。

でも同時に、本当の豊かさって何か?

大切なものを見失ってないか?

って「モモ」を読みながら何回も

自分に問いかける場面があって

色々と深く考えさせられる一冊

でもありました。


読む前は、時間どろぼうが知らない間に

みんなの時間を盗んでいく悪い話かと

思ってたけど、そんな単純でもなかった。


時間を盗もうとみんなを誘導してたのは

時間泥棒たち。でも自分の時間をどう

過ごすか決めてるのは自分。自分は

何に重きを置きたいのかしっかり軸を

持ってないと他人の言葉に惑わされて

気づいたら自分が望んでもなかった

方向に行ってしまう可能性がある

ということを読みながら怖く感じ

ました。


人生の色んなフェーズで読み返すと

その時々でこの本から感じることや

得られるものが変わりそう。そう

いった点でもこの本偉大だなと

思いました。


「モモ」の対象は小学5〜6年生以上

になっているけど、自分が小学生の

とき読んでたとしても、その時はこの

本のメッセージは受け取れなかって

なかった気がする。でもジワジワと

長い年月をかけて浸透してきてた

んかな。


今このタイミングで読めてよかった

本でした。

個別徹底学習英語コーチングapple

三重県津市の英語コーチです。英語コーチングを通して、英語力の向上はもちろん、一人ひとりの考える力をじっくりと磨き、自分らしさを発見するお手伝いをします。自分の言葉で自分なりに表現することを重要視し、自分を掘り下げて広げていけるお手伝いができるような授業を心がけています。

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