ホームシックになったこと

実は私自分でそういうタイプだと思って

いなかったけど、ホームシックにはほぼ

ならないタイプ。それは日本ででもアメ

リカにいたときでも。「寂しい。帰りた

い。」と猛烈に感じたことは数えるほど

しかなかったです。


それでも何回かはアメリカにいた時に

「これはさすがに日本が恋しい!やばい!」

となったことがあったので、今日はそれを

振り返ってみようかなと思います。


【桜の季節】


アメリカにいたとき、春に咲き乱れる桜の

あの淡いピンク色と小さな花びらが放つ

日本恋しいパワーは凄まじかった。


日本での桜の時期って終わりと始まりの

時期もあわさるから、桜が醸し出す

はかなさみたいなのを思い出したときは

それはもう凄まじく日本が恋しくてたまら

なくなりました。


私が大学時代いたモンタナは特に極寒の

冬が終わったと思ったらやってくる春が

すごく短くて割とすぐ夏がやってきます。

モンタナにも桜っぽい花はあったけど、

花びらがおっきかったり、白!とか赤

ピンク!とかはっきりした色だったり。

桜を見て抱くあの何とも言えない感情とは

また全然違いました。


【感謝祭やクリスマスなどの家族行事】


11月の中旬あたりにある感謝祭(サンクス

ギビングデー)やクリスマスはアメリカでは

日本でいうとお盆みたいに家族や親せきなど

の身内が一同に介して豪華な料理を囲んで

過ごす大事な行事。大学生もみんなこの時は

一斉に実家に帰省していき、大学周辺が閑散

としていました。そこに残っているのは留学

生のみ。。。みたいな。


留学生のみんなは、感謝祭の時期は留学生

有志でやってるInternational Student 

Association(留学生会)とかがサンクスギビン

グバンケットを主催してくれたりしていた

のでそれに参加したり。私は友人のホスト

ファミリーに招待してもらって家族の集まり

に参加させてもらったり、友人たちと一緒に

料理を囲んでパーティをしたりして寂しさを

紛らわしていました。


この時期つくづく感じるのは家族の大事さと

あたたかさ。アメリカ人の人たちの感謝祭や

クリスマスを身内内でとっても大事にして

いる姿を見ていて、この時期は家族が近く

にいないことをまざまざと突き付けられ、

寂しいとか恋しいとかじゃなくてもう強烈

に悲しいという言葉がピッタリの気持ちに

なっていました。


強烈に日本が恋しくなったのはこの2つ

かな。あとはちょっとだけ年末とお正月

三が日だったか。アメリカでも大まかな

日本食はとりあえず買えるから、年越し

蕎麦も食べれるし、日本の伝統的なことも

できるけど、完全同じかというとそうでも

なく。そういうのを感じると日本懐かしい

な~ってなってました。


あとは日本語の歌を聴いてその意味する

ことがグッと染み入ってきたときはやっぱ

日本語いいわぁみたいになって、ジーンと

きたり、自然に泣けてきたりはたまにあり

ました。「ふるさと」はほんとにやばかった。

なにあの情景が浮かんでくる美しい言葉は。

あとボストンにいた頃に観た紅白歌合戦。

そのとき夏川りみが沖縄の言葉で歌った

「涙そうそう」を聞いた瞬間に望郷の念が

ドバーっと湧きあがって大泣きしたことも

ありました。


日本を離れてみて、当たり前だと思ってた

ものが本当は当たり前でも何でもなくて

大事な自分の一部になっていたこと、自分が

実はとっても大事にしていたということに

気づかさせられました。

個別徹底学習英語コーチングapple

三重県津市の英語コーチです。英語コーチングを通して、英語力の向上はもちろん、一人ひとりの考える力をじっくりと磨き、自分らしさを発見するお手伝いをします。自分の言葉で自分なりに表現することを重要視し、自分を掘り下げて広げていけるお手伝いができるような授業を心がけています。

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