"Anne Frank Remembered" by Miep Gies with Alison Leslie Gold

この本は自分の中で最も衝撃を受けた本の

うちの一つ。

アンネ・フランクのお父さん、オットー・

フランクの会社で働いていて、アンネたちが

隠れ家で隠れていたときに助けてくれていた

ミープ・ヒース自身のことと、アンネたちを

匿っていた頃のことなどを書いた本。

ヒースさんは、隠れ家からアンネの日記を

回収、保存してアウシュビッツから生還

したアンネのお父さんにそれを渡した人。

”Anne Frank Remembered ～The Story

of the Woman Who Helped to Hide the 

Frank Family～” by Miep Gies

with Alison Leslie Gold

私がどうやってこの本に行きついたかは

覚えてないけど、短大時代ボストンにいた

頃に英語で読んだ本。内容に感動して

日本語版を母親に送ったので、手元に

日英両方あります。

アンネフランクに関しては小学生くらいの

頃に「アンネの日記」を読んだことがある

くらい。そのほか、おおまかなアンネたち

のことは知っていたけどそれ以外のことに

ついては全く知らなかった。この本を読んで

初めてアンネたちが隠れ家にいた間に命の

危険も顧みずに助けてくれた人たちがいた

こと、隠れ家以外の当時の外の様子、アン

ネのお父さんがアウシュビッツから生還し

ていたことや第二次世界大戦が終わって

からのことを知ってすごく衝撃を受けま

した。アンネではない違う人の視点から

アンネが経験した同じ出来事を知ることが

できたのがとても興味深かったです。

この本を読んでいた当時はまだ著者の

ヒースさんが存命だったこともわかって

ビックリ。ヒースさん自身も第一次世界

大戦後にオーストリアのこどもたちの

救済活動としてオランダに送られて

そのまま里親のところで過ごすことに

なった過去があったりと大変な時代を

生きてきた人。

その辺りの歴史などもヒースさんを

通して知ることができました。

大変な時代やったけど、でも活き

活きとしてまっすぐした女性やっ

たんやなぁっていうのもすごく

感じた。

みなさんにもぜひとも読んでみて

欲しい一冊です。

(下のリンクの映画「アンネ・フランク

～真実の物語～」もめっちゃよかった。

お父さん役のベン・キングスレーが

ガンジー役を演じた映画「ガンジー」

はもはやガンジー本人かていうくらい

本人にみえる。そちらもおすすめ。

話題がめちゃくちゃそれたけど。)